製品

Metasonic Suiteとは

Metasonic Suiteは、ドイツ生まれのサブジェクト指向による実行系BPMツール(S-BPM)です。 主な特徴は、 ・実際に業務を一番理解しているエンドユーザが容易に業務の流れをモデリングできること ・モデリング後、IT部門や社外のIT会社に開発を依頼することなく、プログラムが自動コーディングされ  実行環境が生成されること この2つにより、エンドユーザを中心とした継続的なPDCAサイクルを迅速、かつ容易に実現します。

Gartner社 Cool VenderのBPM部門サブジェクト指向によるBPMのユニークさは、Gartner社 Cool VenderのBPM部門に選ばれました。

サブジェクト指向によるBPMとは

サブジェクト指向BPM : S-BPM(Subject Oriented Business Process Management)
“現場の変更をシステムへ早く反映させること”を目的とし、“エンドユーザ”や“組織”(サブジェクト)を中心にモデリングしていく手法をサブジェクト指向BPMと呼びます。

パワードプロセスコンサルティングが考えるBPMとは

BPMとは、ビジネスプロセスマネジメント(Business Process Management)の略で、業務の流れを管理し、継続的に改善していく考え、また、それを実現するツールを指します。日本企業は縦割り社会と言われています。そのなかでの個別最適化は非常に日本が得意としています。ただし、全体最適化には業務(プロセス)を横串で考える視点が必要となります。この点については、まだまだ改善の余地と考えています。

これはITシステムに限った話ではなく、現場業務についても言えることです。業務を横串の観点で考え、見える化、標準化、効率化を進めていくのがパワードプロセスコンサルティングの考えるBPM、ビジネスプロセスマネジメントです。そして、そのアプローチを実現しているのがS-BPM・Metasonic Suiteです。

縦割りと横串のイメージ

これまでのBPM

どのような流れのなかで、どのようなデータを使うのか...という企業特有のプロセスフローおよび入出力項目は、エンドユーザなくして定義できません。 しかし、これまでのBPMツールの多くは、エンドユーザが習得するには難しく、業務コンサルタントやシステム開発者がエンドユーザへヒアリングし定義していました。また、エンドユーザが理解できる業務フローとシステム開発者が必要とするシステムフローが異なるため、両者のあいだには、理解のずれ、そして業務とシステムのずれが発生していました。

このずれをなくすため、エンドユーザとシステム開発者のあいだでたくさんのキャッチボールが行われ、テストや修正にたくさんの時間が必要でした。 このように、BPMツールはエンドユーザのためのものになれず、たくさんの課題を乗り越えなければBPMを実現することはできませんでした。

S-BPMでのBPM

S-BPMは、エンドユーザや組織を表すサブジェクトを中心にモデリングをするBPMの思考であり、ビジネスプロセスの管理手法です。 S-BPMの原則は次の3つです。

1.業務の並行処理を正確に実行することを可能にした情報科学の理論
1980年代、並行処理の正確な記述を可能にする理論が科学者によって研究、開発されていました。しかし、学術的な内容だったためにこれらをそのままエンドユーザが利用するのは非常に困難でした。そこでS-BPMは並行処理の理論にコンピュータサイエンスの要素を加え、グラフィカルインターフェースにより、わかりやすく、まとまりのあるビジネスプロセスを容易に定義することを可能にしました。S-BPMでは5つの記号でビジネスプロセスを定義します。S-BPMの抽象化された記号により人間の行動を間違いなく、正確に記述したモデルは、いわゆる抽象ステートマシン(Abstract State Machines)の構造です。これらの特徴により個々のプロセスモデルを体系的に解析することが可能となりました。そして最大の特徴として、記述したビジネスプロセスと乖離のないコンピュータプログラムが自動で生成され、システム上で正確に動作します。
2.ユーザが通常の業務で使っている言葉を用いて、直感的に正確にモデリングできるよう自然言語をベースした表記法
S-BPMは自然言語の構造に基づいています。自然言語とは日常の意思疎通のために用いられている言語です。ビジネスプロセスは、誰が(who)、なにを(what)、なにで(with what)、どうする(does)、で表します。S-BPMではユーザが利用する言葉をベースに自然言語を使用し、行動の起点の集まりである主語、つまりサブジェクトを中心にプロセスを記述します。S-BPMで記述された行動はそれ自身が述語であると同時に、主語を意識した状態で表されます。
3.組織の最小単位=コミュニケーションという全体組織論の適応
S-BPMはドイツの社会学者による全体組織論に基づいています。この理論では、組織はコミュニケーションと等しく、コミュニケーションは組織の最小単位と定義されます。これは、コミュニケーションに基づいているビジネスプロセスを考える上で非常に有効です。

これらの3つの原則を忠実に守り、S-BPM・Metasonic Suiteは開発されています。

「誰が作成できるか?」、「誰が定義できるか?」、「自然言語からコードへの変換をどれだけサポートしているか?」が、生産性を計るうえで、とても大切なポイントと考えています。各エンドユーザのカプセル化されたプロセスフローを繋ぎ合わせることで全体の業務の流れを構築するため俊敏に変化に対応することが可能となります。

S-BPMを実現するためのツールMetasonic Suite
特徴1: 「誰が作成できるか?」

エンドユーザだけでなく開発者も、5つの記号のみを利用し、業務の流れをモデリングします。

業務の流れをモデリング

特徴2: 「誰が定義できるか?」

プロセスに関わる組織や人をサブジェクト(=主語)として、「自分は〇〇をしている」「自分は〇〇さんとやりとりをしている」といった現実の処理を自然言語のまま表現していきます。

現実の処理を自然言語のまま表現

特徴3: 「自然言語からコードへの変換をどれだけサポートしているか」

表現したプロセスはプログラムが自動コーディングされ、実行環境が生成されます。また、既存のアプリケーションやコンポーネントを統合したいときは、開発者はエンドユーザが描いたプロセスフローに拡張開発を加えます。エンドユーザと開発者は、ひとつのモデリング環境とひとつの言語のもとで会話できます。また、標準ソフトウェアと個別開発のいずれかの選択を迫られることなく、両方のアプローチのメリットを得ることができます。

自然言語からコードへの変換をサポート

背景

開発者であるAlbert Fleischmann博士は、長年にわたり、さまざまに登場するテクノロジーの長所を取り込みながら、分散ソフトウェアシステム開発に最適なソフトウェア開発環境および言語の研究を続けています。 そのなかでAUDI社との共同プロジェクトで、経営目標(設備投資なし・従業員数そのままで生産台数2倍)を達成するための手法・手段としてMetasonic Suiteは生まれ、AUDI社の要望を取り入れながら製品として成長しました。 毎年、カンファレンス「S-BPM ONE」が開催され、高度な情報技術とビジネス革新、運用の卓越性、組織内および部門間のコラボレーションを促進し活用するための組織的および管理的手法との統合など、研究者だけでなくビジネスおよび教育実践者たちに広く議論されており、このアプローチは継続的に成長しています。

Metasonic Suite 製品概要

業務担当者にも理解できるシンプルな表記法にもかかわらず、システム担当者が手を加えることなく、実行環境を自動生成します。

Metasonic Suite 製品概要

製品機能

ToDoリスト画面
業務実行画面
業務誘導画面
進捗状況確認画面
モニタリング・レポート画面
1:Nのやりとり
入力フォーム
モバイル対応
言語対応
タイムアウト
KPI設定
リリース・代理
プロセス自動開始
自動採番・自動計算
DB・システム連携
既存Webシステム呼び出し画面

ファクトシートのダウンロード

Metasonic Suite デモンストレーション

Metasonic Touch

大きなテーブルのうえに3種類のブロックを並べることでプロセスフローを描くことができる、遊び心のある楽しい製品です。プロセス関係者はテーブルを囲み実際に手で触れることで、素早い合意形成を得ることができます。また参加意欲を高めてくれます。

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